真珠の歴史

NAKANIWA Fine Diamond blog-アコヤ1

真珠–––
皆様はどんな印象をお持ちでしょうか。
「清らか」「上品」「清楚」「純白」「貴重」「美しい」
まさに日本の女性にふさわしい、そんなイメージではないでしょうか。

「真珠」という呼び名は言うまでもなく「真(まこと)の珠(たま)」というところから来ています。
この「珠」という字は「水の中から採れた宝物」という意味を持ち、一方「玉」という字は翡翠などの地面から採れる宝石を指すと言われています。

真珠と人との関わりは古く、真珠は「人が出会った最初の宝石」とも言われます。それはまず人が食する貝の中から採れる事、他の宝石と違い削ったり磨いたりしなくてもそのままで美しい事、さらにはその美しさが万人にとって分かりやすい事が理由でしょう。

実際古代ギリシャの時代(紀元前9世紀)から真珠に関する記述が見られ、クレオパトラの真珠にまつわるエピソードは有名ですし、ローマ時代の有名な書物「博物誌」には「最も貴重な物」と書かれています。
日本でも真珠は古代から愛され、「魏志倭人伝」には倭の国(日本)では真珠が採れる、という記述があるそうですし、万葉集の中でもいくつもの歌の中に真珠が登場します。正倉院の宝物庫には古代より伝わる真珠を使った宝物がいくつか納められています。

こうして古代から人々に愛され続けて来た真珠ですが、皆様がご存知の通り、貝の中で育まれます。ではどういった貝の中に真珠が造られるのか、というとーーー簡単に言えば「貝殻の内側に美しい光沢が見られる貝」であれば基本的に真珠が造られる可能性がある、と言えます。
真珠の主な成分は「炭酸カルシウム」であり、これは貝殻と同じです。貝殻の内側に美しい光沢を持つ貝であれば、それが2枚貝でなく貝殻を1枚しか持たない貝であっても真珠は出来ます。

1枚貝で内側が美しい光沢を持つ貝、といえば多くの方がアワビを思い出すのでは無いでしょうか。実際、日本では御木本幸吉氏らの手によってアコヤ養殖真珠の技術が完成するまで、天然のアワビ真珠こそが真珠の代表格でした。さきほど書いた万葉集の中にも大伴家持の詠んだ歌の中に「鰒珠(あわびだま)」という表現が見られます。

今ではすっかりポピュラーになった真珠ですが、この養殖技術が確立されるまではとても庶民が手に出来る物ではありませんでした。「博物誌」で「貴重品の中でも第一、最高の位」であると記されているように、その一粒一粒がとてつもなく高価な物でした。それだけに多くの権力者から愛され、クレオパトラだけではなくエリザベス1世やナポレオンの皇后であったジョセフィーヌ、そしてマリー・アントワネットなど多くの歴史的な女性達と真珠にまつわるエピソードが今に伝えられています。

そう考えると、こうして真珠を手軽に手にする事が出来る現代に生きる私たちはとても好運だと言えるのではないでしょうか。世界中の女性達がこうして真珠の美しさを楽しむ事が出来るのはまさに日本が生んだアコヤ真珠の養殖技術があってこそ、と思うと何やら誇らしい気さえしてしまいます(笑)。

 

そして明日10/12〜10/20まで、大阪駅前第4ビル NAKANIWA Fine Diamond にて

『2013.秋のパールフェア』を開催!お客様のお越しをスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

 

 

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